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複数のモビリティの協調運行に関する実証調査研究への参加
(デジタル庁)
デジタル庁が委託した「複数のモビリティの協調運行に関する実証調査研究」において、協力企業の一つとして実証調査に参加しました。
実証内容
本実証では、複数のモビリティが連携しながら同一空間で安全に運行が可能になるような「分散協調」の実現に向けて、そのアーキテクチャと実現のロードマップ案が検討されました。
参考:複数のモビリティの協調運行に関する実証調査研究 最終報告書(詳細版)
弊社はコンソーシアムの一員である株式会社デンソー様からの委託先として参画しました。特に開発しているCuboidを活用し、他社ロボットとの地図の共有(環境地図及び走行ルールを含むトボロジカル・グラフ)、走行ルールの共有、経路占有情報共有を行いました。
走行ルールの共有では予め設定した静的進入禁止領域を共有し、侵入しないことを確認しました。
実機検証結果
「ルール共有(静的進入禁止領域)」
(引用)複数のモビリティの協調運行に関する実証調査研究 最終報告書(詳細版) p.110
また、経路占有情報共有では、トボロジカル・グラフに基づくノードの占有/解除を行うことで風除室など狭路において交互通行を行ったり、エレベーターホールでの順番待ちを効率的に行いました。
実機検証結果
「経路占有情報共有」
(引用 )複数のモビリティの協調運行に関する実証調査研究 最終報告書(詳細版) p.114
今後もサービスロボットの普及に伴い必要とされていくビルや他社モビリティとの協調のあり方について実証を通じて議論を深めて参ります。
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